JsTestDriverのJavaScriptのTDD環境の構築
前々からJavaScriptのTDD環境を構築したかったんですが、ようやく重い腰があがりました。
現在は、これで勉強中。
- 作者: Christian Johansen,長尾高弘
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: 大型本
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ひとまず、JsTestDriverのインストールをメモっておく。
環境は、Windows7です。
①Javaのインストール
だいたいのパソコンにJavaがインストールされていると思うので、詳細は割愛。
- コマンドプロンプトで、【java -version】でインストールされているか確認できる。
- もし、コマンド実行できない場合は、javaコマンドに環境変数の設定ができていないので、javaコマンドに環境変数のpathに設定する。僕が設定したフォルダは【C:\Program Files (x86)\Java\jre6\bin】。
②JsTestDriverのインストール
- 【http://code.google.com/p/js-test-driver/downloads/list】にアクセスする。
- 【JsTestDriver-1.3.4.b.jar】をダウンロード
- 適当なフォルダに配置。(僕の場合はここ→C:\pleiades\xampp\jbin)
- jarファイルの格納フォルダを環境変数に設定する。名前は【JSTESTDRIVER_HOME】とする。
③JsTestDriverの起動および動作確認
- コマンドプロンプトで、【java -jar %JSTESTDRIVER_HOME%\JsTestDriver-1.3.4.b.jar --port 4224】を実行。ポート4224は、JsTestDriverのデフォルトポートみたいです。
- 【setting runnermode QUIET】が表示されれば、OK。
④動作対象のブラウザを設定
- 次に任意のブラウザを起動して、【 http://localhost:4224/】にアクセスする。
- 【Capture This Browser】と【Capture This Browser in strict mode】が表示され、ひとまず、【Capture This Browser】を選択する。
- これで、テストするブラウザの指定が完了。
- 複数のブラウザでテストする場合は、これを繰り返す。
⑤動作確認
- 設定ファイルを準備する。保存場所はどこでもよいです。ただし、srcフォルダとtestフォルダは、設定ファイルの場所から相対パスで指定すること。src配下がプロダクトコード置き場。test配下がテストコード配下。
server: http://localhost:4224 load: - src/*.js - test/*.js
- テストコードを準備する
TestCase("convert_test", { setUp: function(){ this.str = "aaa"; }, tearDown: function(){ delete this.str; }, "test convertNG": function(){ var result = this.str.convert(); assertString(result); assertEquals("AAA", result); }, });
- プロダクトコードを準備する
String.prototype.convert = function convert(){ return this.toUpperCase(); };
- 今回は、指定された文字列を大文字変換するだけの簡単なコード。
- コマンドプロンプトを起動して、設定ファイルが格納されているフォルダに移動して、【C:\pleiades\xampp\htdocs\jstest>java -jar %JSTESTDRIVER_HOME%\JsTestDriver-1.3.4.b.jar --tests all】を実行する。
- 結果はこんな感じ。